2007年 04月 28日
『ブラッド・ダイヤモンド』 |
レオナルド・ディカプリオが大人になってました。
男になってました。涙しました。
男になってました。涙しました。
『ブラッド・ダイヤモンド』、半分付き合いのつもりで観に行きました。レオナルド・ディカプリオは好きじゃないし、紛争地域とかが舞台の映画ってあんまり得意じゃない。
だけどあまりにも裏切られました。ほんとによかったです。
正直、国家間の事情や地域の紛争に関するその背景は理解しえませんでした。だけど肌の色と立場の異なる2人が信頼し合っていく過程、紛争に巻き込まれてしまう辛さや理不尽さ、家族の愛情、両親を失った者の悲しみ。
押し付けじゃなく、訴えてくるものがありました。
キレイなものには棘がある。
ではないけれど、美しく輝くそのものの裏には多くの苦労や悲しみや喜びや歴史がある。紛争ダイヤではないにしても、その美しさが人々の目に触れるまでに本当に多くの手を通ってきている。
密輸をしている人の中にも、そうせざる得なかった悲しい人もいる。
何ごとも表だけを見て、いろいろなことを判断してはいけない。
何がよくて何が悪いのかちゃんと見極める力も持たないといけない。
そんなことをいろいろと考えさせられた、良質の映画でした。
by kazemoyodays
| 2007-04-28 20:56
| movies