2007年 12月 08日
『ボーン・アルティメイタム』 |
『ボーン・アルティメイタム』
最強の暗殺者の裏に隠された、良心と苦悩と後悔。自分を追ってきた暗殺者と対峙するとき、一番よく現れていました。
「どうして俺を殺さなかった?」
「どうして俺を殺すんだ?」
そんな短いやりとりに、ジェイソン・ボーン…いや、デイビッド・ウェッブのこれまでの苦悩が濃縮されてるように思います。結局は自分探しの旅だったのか?という友達の言葉もなんとなく言い当ててる気はするけど、やっぱりそれだけとも違うかな。
でも政府公認の計画だと思いきや、実はそうではなく犯罪だった、という流れやら、最後にFAXを送った先はどこだったのかとか、細かな部分がわからなかったですが。単に理解しきれてないor見落としてるだけ?
これまでの2作品よりも、戦いはより激しく、スピーディー。モロッコの街をうまく生かした追跡劇や戦い、NYでのカーチェイス。ダイ・ハード並みにありえない生き残り方をしてる気はするけれど、よりリアルな感じです。
あまりにリアル過ぎたのか、前日…というか当日朝まで飲んでいたのが祟ったのか、見終わったあとは夜までずーっとクラクラ状態。まるで自分がカーチェイスしていたかのようなクラクラさ加減。
ハイチオールC飲んでも、やっぱり飲みすぎはよくなかったのでしょうか…。
なんて話は置いておいて、『ボーン・スプレマシー』のラストシーン、意外なところでつながります。そういった構成も珍しくておもしろかったかも。その後の展開もなかなか小気味よくて、好きな部分です。
そして実は原作者は変わったようですが、さらにその続きの話もある模様。これも気になるなぁ。
by kazemoyodays
| 2007-12-08 23:58
| movies